撮影地:伊勢崎線梅島駅にて。東武鉄道の人気列車である100系「スペーシア」
東京都の浅草駅や池袋駅を起点に埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県と関東広域に路線を持つ大手私鉄で、関西の近畿日本鉄道に次いで全国2位の営業キロを誇る巨大なネットワークを持つ。主な路線は浅草起点の伊勢崎線(東武スカイツリーライン)、亀戸線、東武日光線、宇都宮線、野田線や池袋起点の東上線、越生線などがある。私鉄としては最大級の複々線区間を持ち、日光や鬼怒川温泉、赤城などへ向かう専用の特急列車なども運転されていて、スペーシアという列車名は全国的にも有名である。最近では東京スカイツリーに隣接した東京スカイツリー駅(旧業平橋)の開業などで一躍有名になった。
東武鉄道車両図鑑
100系
とうきょうスカイツリーの開業に伴いリニューアルが施され、スカイツリーのライトアップイメージに併せてバリエーションがある
200系
700系DRCの主要機器を流用した200系9本と、30000系と同等の性能を持つ新製の250系1本が存在
300系・1800系
急行「りょうもう」として平成10年まで運行されており、以後は通勤型の300系や350系などに改造
6050系
2両編成で1ユニットの東武鉄道所属車と野岩鉄道所属車、会津鉄道所属車が存在
8000系
私鉄の車両としては全国でもっとも多い両数を誇る形式で、私鉄の103系と呼ばれている
9000系
東上線と東京メトロ有楽町線、副都心線との直通運転用として登場した車両
10000系
7300系の置換えを目的に製造され、様々な長さの編成が存在
20000系
伊勢崎線から東京メトロ日比谷線直通列車用として投入された車両
30000系
南栗橋や久喜から東京メトロ半蔵門線を通って東急電鉄の田園都市線の中央林間までという長距離を走る運用もある
50000系
東上線で使用される50000系のほかに、50050系、、50070系、東上線でTJライナーとして使用される50090系が存在
TOBU Photo Gallery
伊勢崎線と東上線で活躍し東急電鉄などとの相互直通運転や地下鉄乗り入れも行う50000系。
急行「りょうもう」として活躍していた1800系。現在は臨時列車として活躍する。
東武6050系を改造して誕生したスカイツリートレイン634型。
新型車両の導入で置換えが懸念される東武8000系。