キハ32形 一般形気動車
撮影地:予土線二名−大内駅にて。小柄な車体は四国のローカル線区の主力車両。
JR四国キハ32形気動車
国鉄民営化を前にそれまでの老朽化した車両を入れ換えるために四国地区に投入された車両。閑散線区での使用を前提として製造されたため車体長が16mと短く、軽量化やコストダウンを図るため車体にはバス用の部品を多用している。車体はJR四国の気動車標準色であるアイボリーと水色の塗装だが、製造当時は投入された線区に合わせ、愛媛:オレンジ、高知:赤(臙脂色)、徳島:藍色のストライプのカラーリングであった。
新潟トランシス、富士重工業で計21両が製造され、現在は松山地区と高知地区で活躍している。なお、主に松山地区を走る新潟トランシスで製造されたキハ32 1〜11は丸形ライト、一方高知地区の富士重工業で製造されたキハ32 12〜21は四角形のライトとなっているので容易に判別できる。
またキハ32形をベースに改造された車両もあり、キハ32 3については0系新幹線をモデルにした鉄道ホビートレイン、キハ32 4については海洋堂ホビートレインとして改造され、派手なデザインの車両内にはフィギュアが飾られているショーケースが設置されている。
キハ32形動画
・JR四国の軽快気動車「キハ32形」
・讃岐路を行く鉄道ホビートレイン
模型で見るキハ32形
・キハ32形:マイクロエース
松山運転所(四マツ)
改造車両
キハ32 3 鉄道ホビートレイン キハ32 4 海洋堂ホビートレイン
キハ32形
32 1 32 2 32 3 32 4 32 5 32 6 32 7 32 8 32 9 32 10 32 11
高知運転所(四コチ)
キハ32形
32 12 32 13 2 14 32 15 32 16 32 17 32 18 32 19 32 20 32 21
Series DC32 Photo Gallery
撮影地:土讃線新改駅にて。高知運転所のキハ32はライトが四角形になっている。
撮影地:予讃線宇和島駅にて。海洋堂ホビー館に合わせて運行を開始したホビートレイン。車内も大幅に改造されフィギュアなどが飾られている。
撮影地:予讃線八十場−鴨川駅にて。0系新幹線をモデルにした鉄道ホビートレイン。
撮影地:内子線喜多山−新谷駅にて。菜の花畑とキハ32形。