Bトレイン用複線レイアウト

 限られたスペースで鉄道模型の走行を楽しみたい。そんな狭小スペースモデラーのためにBトレイン(Bトレ)なるものがあります。Nゲージの精巧さを持ちつつも長さは半分以下という鉄道玩具です。長さが短いということは、それだけ通過できる曲線半径も小さくて済むということで、今回は奥行き35cmながらBトレイン専用の複線レイアウトだって組むことができました。Bトレイン専用とは言いつつも、トミーテックの鉄道コレクションや一部のNゲージ車両も走行可能なので楽しみ方は無限大です。
 レイアウトの中には駅はもちろん商店街や住宅街、山、トンネルがあったりと狭いスペースを有効に使った欲張りなプランになっています。レイアウトプランも狭いスペースではありがちな線路がレイアウトの端に寄ってしまったりという問題も極力避け、なおかつ手前と奥の線路が同時に見えないよう中央に建物や山を配置し、急カーブになる両端はトンネルで隠してしまうという製作技法を用いています。
 ☆レイアウト製作記はこちらから
 ☆走行動画:「JR西日本223系&323系」、「京阪電鉄5000系&8000系

Bトレイン複線レイアウト

 レイアウト全景です。
 1300×350mmという細長いベースボードに製作した複線レイアウトです。通常のNゲージではこの奥行きで複線レイアウトを製作するなど不可能ですが、Bトレだからこそなせる業といったところでしょうか。

 レイアウト左側(町側)です。トミックスのミニホームを使用して島式1面2線の駅として配置しています。奥にはすぐに山があり、限られた土地の中にオフィスビルやマンション、商店が並んでいます。

Bトレイン複線レイアウト
Bトレイン複線レイアウト

 レイアウト右側(住宅街側)です。目線を下げた際に奥の線路が隠れるよう一段高い位置に道路と住宅を配置しています。
 奥には左側同様に山があり、トンネルで急曲線を隠しています。また道路も踏切ではなくヘアピンで高度を稼ぎトンネルで山に入っていくという設定です。

 駅を別の角度から。地方私鉄のそこそこ栄えている駅(汗)をモチーフにしたため、走っている電車(223系)とは雰囲気が合いませんが、ホームへは構内踏み切りを渡っていくようになっています。
 駅前の建物は立体駐車場を除きジオコレを使用していますが、内部を作り込んだり看板をオリジナルのものに変えたりと、どれも一手間かけることによってオリジナリティを出すようにしています。

Bトレイン複線レイアウト
Bトレイン複線レイアウト

 駅舎はジオコレの銀行を改造して使用しています。駅前の通りは狭いものの、専用のバス停は確保されており周辺地区への路線バスやコミュニティバスが発着します。

 レイアウト手前の部分です。
 駅の出入り口は駅舎の一箇所しかありませんが、駅前広場から地下通路で手前にも通じています。旧来からの市街地とは反対側も、駅構内の整理により再開発され新しい道路が通っているという設定です。

Bトレイン複線レイアウト
Bトレイン複線レイアウト

 住宅街側から駅方面を。なるべく直線を避けることにより、Bトレインの短い車体がクネクネと動いて単調さを出さないようにしています。
 住宅街の建物もジオコレを使用していますが、いつか手を入れようと思ってほとんど素組みのまま放置してあります(;^^A

 最後にレイアウトの奥を走る線路の風景です。アイレベルを下げた状態ではストラクチャーや山の合間からチラチラとしか車両が見えませんが、少し上から見ると住宅街の後ろを走る景色も楽しむことができます。
 細かい配慮ですが、同時に線路が見えてしまう場合でも架線柱の種類を変えてあるので少しは違和感なく見えるようにしています。

Bトレイン複線レイアウト

京阪電車5000系・8000系エレガントサルーン