高松琴平電鉄の路線&駅紹介
琴平線 | 長尾線 | 志度線 |
高松築港 | ||
片原町 | ||
瓦町 | ||
栗林公園 | 花園 | 今橋 |
三条 | 林道 | 松島二丁目 |
太田 | 木太東口 | 沖松島 |
仏生山 | 元山 | 春日川 |
空港通り | 水田 | 潟元 |
一宮 | 西前田 | 琴電屋島 |
円座 | 高田 | 古高松 |
岡本 | 池戸 | 八栗 |
挿頭丘 | 農学部前 | 六万寺 |
畑田 | 平木 | 大町 |
陶 | 学園通り | 八栗新道 |
綾川 (イオンモール綾川) |
白山 | 塩屋 |
滝宮 | 井戸 | 房前 |
羽床 | 公文明 | 原 |
栗熊 | 長尾 | 琴電志度 |
岡田 | ||
羽間 | ||
榎井 | ||
琴電琴平 |
・琴平線
高松築港から琴電琴平までの32.9kmを走る高松琴平電鉄の主要路線。高松築港から瓦町間は長尾線の電車も乗り入れるので、日中でも1時間に7本、ラッシュ時に至っては最大で14本もの電車が走り、首都圏並みの運転間隔となっている。アーケードの総延長日本一を誇る高松中央商店街からすぐの片原町を過ぎ、琴電随一のターミナル瓦町駅を出た列車は栗林公園、三条太田と高松市街地を南に走り、琴平線、長尾線の車両が属する仏生山に到着する。かつてはここから南へ塩江温泉鉄道が伸びていたが、いまはその面影も少なく琴平線はここで南西に進路を変え讃岐平野を進む。平成18年に開業した空港通り駅を過ぎると、日中は約半数の列車が折り返しとなる一宮へ到着する。その先、香東川を渡ってしばらく行くと難読駅の挿頭丘(かざしがおか)があり、綾川町の代表駅である滝宮に着く。ここはラッシュ時に高松築港行きの始発電車が出る駅で、駅員もいる主要駅だ。また現在、陶と滝宮の間にはイオン綾川SCの最寄駅として綾川駅も開業した。滝宮を出ると旧綾歌町(現丸亀市)に入り、ニューレオマワールドの玄関口である岡田駅を過ぎ、香川県唯一の一級河川「土器川」を渡って終点の琴電琴平に到着する。元旦には初詣のため臨時列車も運行される金比羅山は駅から徒歩数分だ。・長尾線
瓦町から長尾に至る14.6kmの路線で、前身が軌道線だったため各所に急カーブや路盤の弱い箇所が残っていたが、1200形などの大型車入線に備えて線路改良工事や橋梁の強化工事が行われた。高松築港を出発し瓦町を出た電車は花園や林道、木太東口など高松市の市街地〜住宅地を走行し、琴電唯一の高架駅である水田を過ぎると国道11号線、高松自動車道と立体交差して三木町域に入る。池戸駅周辺のレトロな風景の残るアーケード街を過ぎると三木町の中心駅、平木に到着する。ラッシュ時は平木駅始発の電車もあり留置線を備えている。その先、平成16年に開業した学園通り駅を過ぎると右手に白山を見て旧長尾町(現さぬき市)の中心部に入り、終点長尾駅へ滑り込む。長尾駅は四国八十八箇所巡りの87番札所「長尾寺」の最寄で、お遍路さんの姿も見られる。・志度線
瓦町〜琴電志度の12.5kmの路線で長尾線同様、元は軌道線であったため急カーブなどが多い。琴平線、志度線ホームから動く歩道を使ってたどり着いた瓦町駅の4,5番線から発車した電車は急カーブを通って国道11号と交差し、車両基地のある今橋、沖松島、潟元を過ぎると源平合戦で有名な琴電屋島へ着く。屋島へはこの駅からは琴電バスがアクセスしており、四国八十八箇所の屋島寺や新屋島水族館へ行くことができる。屋島から先、八栗からはJR四国の高徳線と併走。そして再び高徳線と離れる塩屋からは風景が一転、海沿いを走り、房前手前では海に張り出すような急カーブを曲がって終点の琴電志度へと到着する。