600形(志度線)

志度線600形

 琴電600形(志度線)は琴平線の冷房化が進む中、長尾線、志度線への初の冷房車両として導入された。しかし導入に際し急曲線や線路規格の低い両線への車両選定は困難を極め、京王帝都電鉄6000系を短縮改造する案も出ていたが、名古屋市交通局の東山線に新車が投入され余剰となっていた250形を導入するという結果に至った。元が地下鉄車両で先頭車の数も不足していたことから、中間車の先頭車化改造のほか集電機構のパンタグラフ化と冷房装置の設置が行われた。

  高松琴平電鉄600形

 製造初年

 1973年

 製造所

 日本車輌

 前所有社

 名古屋市交通局

 前形式

 250形

 入籍初年

 1998年

 定員

 100人

 自重

 26.0t

 車体寸法

 長=15000 巾=2500 高=3540(mm)

 台車

 KH-46CS

 冷房装置

 CU-191P/CU-193×2,RPU-2203

 編成  編成内容  備考

 621F  621-622

 623F  623-624

 625F  625-626

 627F  627-628

 629F  629-630

 631F  631-632


琴電600形

志度線の主力車両である600形。2両を基本とし、800形と組んで3連で運行されることもある。

琴電600形

房前のカーブを行くサンクス塗装の600形と800形。


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