1070形(琴平線)
琴電1070形は1984年に登場した琴電としては初となる冷房車で、琴平線に3編成6両が導入された。元は京浜急行電鉄600形だが琴電導入に際して前面の貫通化改造が行われたため2枚窓であった600形の印象は薄い。当初はコトデンカラーであるファンタゴレッドの塗装であったが後に琴平線のラインカラーであるコーンイエローに塗り替えられており、コトデンそごうカラーに塗り替えられた車両はない。なお600形の琴平線転属により1075-1076の2両が2011年10月30日にラストランを行い廃車となった。
高松琴平電鉄1070形 |
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製造初年 |
1957年 |
製造所 |
東急車輛 |
前所有社 |
京浜急行電鉄 |
前形式 |
デハ600形 |
入籍初年 |
1984年 |
定員 |
135人 |
自重 |
36.0t |
車体寸法 |
長=17500 巾=2700 高=3650(mm) |
台車 |
TS-303 |
冷房装置 |
奇数車:CU-71,偶数車:RPU-2209×4 |
編成 編成内容 備考
1071F 1071-1072
1073F 1073-1074
1075F 1075-1076 2011年10月30日にラストランを行い廃車
琴平線1070形動画
・琴電1070形(京急600形)還暦特別運行
・長尾線特別運転で西前田駅を発車した1070形
1070形(京急600形)製造60周年を記念して還暦特別運転が行われた。
長尾線西前田駅を発車した1070形。2014年のGWには長尾線での走行も実現した。
1070形1075編成引退の際にはレトロ電車との併結運転も行われた。