肱川本線:銅山・スイッチバック駅周辺


 この鉄道を首の皮一枚でつないでいられるのも、ここで僅かながらの良質な銅が採取できるからかもしれません。このセクションには鉱夫やその家族が住んでいる集落と、20m級車両1両が停車出来る長さのホームがあります。
 サイロと坑道はバルサ材と角材からフルスクラッチしています。またナローの線路を走るトロッコも製作し、ダミーながらも掘り出した道を運ぶという情景を作っています。トラ編成の運用はDEが本線上を担当し、構内は専用のスイッチャーが出し入れしています。

銅山スイッチバック駅

 銅山の建物は角材やバルサ材から自作しました。
参考にしたのは地元にある大久喜銅山ですが、現在は解体・荒廃が進んでおり、往年の姿を見ることはできません。
 奥に見える坑道から人力のトロッコが出てくると、この施設でトラに積み替えられ、DE10などの牽引車によって町へと運ばれて行きます。

 よいさ、よいさっ・・・。坑道から出てきた銅満載のトロッコを押すのは鉱夫のおっちゃんです。
 トロッコもバルサ材からの自作で、ウッドランドの石炭を載せています。

銅山スイッチバック駅
銅山スイッチバック駅

 銅山関係者の家がある集落です。ジオコレの2階建てだった家を1階建てに改造したものを利用しています。
 ちょうど仕事が終わって帰宅する抗夫を家族が出迎えにきました。遮断機のない踏み切りをキハ47系が通過中です。

 坂の途中に設けられた構内へはスイッチバックの構造で進入することになります。通過する特急などはそのままクロスポイントを低速で走り抜けます。
 ガタタタンガタン。ちょうど2000系気動車が構内を通過していきました。

銅山スイッチバック駅

Nゲージレイアウト 肱川本線