クーリーローチ

 

学 名

一般的には Pangio kuhli(i) で流通。
クーリーローチとして売られているものには様々な混雑種があり、正確にはkuhliではないのですが、見分けが困難なためそれらの種類はまとめてクーリーローチとして扱われています。(因みに写真の中にいるのは殆んどが近似種)

分 布

東南アジア

前 長

8〜10cm

適性水温

    20〜25℃ ※一部異なる

水 質

弱酸性〜中性

(学名)で紹介しましたが、本当の(“本当”という表現には違和感がありますが)クーリーローチは、模様が体の下腹部ギリギリまであり、模様が四角形又は端が波打っていると言われています。
現在に至るまで様々な近似種が輸入されているので、一丸には「これがクーリー」とは言えませんが、ほとんどお店では区別されることのなく「クーリーローチ」で売られています。

 

解説

 古くから知られる熱帯性のドジョウの仲間で、その派手な体色と底面を掃除してくれることから人気があります。あまり知られていませんが、クーリーローチといっても数多くの種類が生息しているので、それらをコレクションしてみるのもおもしろい。性格が臆病なので水槽内でも物陰や底砂に潜っていてあまり姿を見せてくれませんが、夜になると底をくねくねと這い回って餌を探します。

 またクーリーローチの仲間は高温に弱く、大体30度を長時間越えると酸欠により、最悪の場合☆になってしまう可能性があります。症状としては、鰓を絶えず動かし、体色が次第に薄くなっていき、泳いでは水流に流されフラフラ〜となって、仕舞いには真っ白になってしまいます。低水温に関しては他の魚種よりも強いといわれていますが、それでも熱帯魚ですので冬場のヒーターは必須です。

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