専用線のある臨海工業地帯の小型レイアウト


 鶴見線や四日市のような臨海工業地帯を走る専用線がある風景を再現した小型レイアウトです。900×600oのサイズの中に臨海工業地帯を走る旅客列車用の駅と、ジオコレのコンビナートセットを使用した油槽所を製作しました。海芝浦駅のような運河に隣接した駅や、工場のパイプをくぐるように走る線路、貨物列車の留置や機関車の付け替えを行う構内など、作りたかった情景をぎゅっと凝縮したレイアウトになっています。
 小型レイアウトではあるものの、TOMIXのR249を基本にフレキシブルレールで線路を敷設しているため、大抵の車両は入線可能となっています。101系の鶴見線やDE10形の引くタンク貨物、EF210形の牽引するコンテナ列車などが似合うレイアウトになりました。

【Nゲージレイアウト紹介】専用線のある臨海工業地帯のレイアウト


専用線のある臨海工業地帯のレイアウト

 レイアウト全景です。ベースボードはベニヤ板を角材で補強した自作のものを使用しています。
 本線は単線のエンドレスで、駅からコンビナートまで本線に沿うように専用線が走っています。
 手前が駅、中央が工場や倉庫、奥がコンビナートと、線路や運河を境に異なる情景が展開されています。

 駅前の風景です。グリーンマックスの小型駅を小加工して配置し、申し訳程度の駅前広場があります。駅前から続く道路は踏切を渡って工場地帯へと続いています。

専用線のある臨海工業地帯のレイアウト
専用線のある臨海工業地帯のレイアウト

 ジオコレのコンビナートセットを使用した油槽所です。積み出し所は2本の線路があり、それぞれ形状の異なる設備を有しています。

 コンビナートを少し引いて見てみると、手間の工場やガソリンスタンドが見えます。
 少し写っていますが、レイアウトを斜めに横切る運河にはそれぞれ違った形状の橋が架かっています。

専用線のある臨海工業地帯のレイアウト
専用線のある臨海工業地帯のレイアウト

 駅前から続く道路をレイアウト反対側から見てました。ガソリンスタンドも工場も基本的にジオコレのストラクチャーを使用しています。

 同じ場所を違う角度から。タンク貨車が好きなので、こうして走らせずに眺めているだけでも十分楽しめます。

専用線のある臨海工業地帯のレイアウト
専用線のある臨海工業地帯のレイアウト

 油槽所を低いアングルから見てみると、作業員たちのストーリーが見えてきます。あまり実物を観察していないので、ウェザリングは控えめにしています。

 単線の本線と専用線ですが、写真の撮りようによっては複線にも見えるので様々な楽しみ方ができます。

専用線のある臨海工業地帯のレイアウト

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